消化器内科・内視鏡診療|池澤クリニック|大阪市西区「肥後橋駅」の内科・外科・整形外科

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消化器内科・内視鏡診療

消化器内科・内視鏡診療|池澤クリニック|大阪市西区「肥後橋駅」の内科・外科・整形外科

消化器内科・内視鏡診療について

消化器内科・内視鏡検査

腹部には、胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、すい臓、胆のう、脾臓と多くの臓器が存在します。そのため病気の種類も多く、様々な症状がでます。「何かいつもと違うな…」と感じることがあれば、ご相談ください。

診療の進め方

問診表に記入いただいた既往歴(今までにかかった病気)、生活習慣(喫煙、飲酒量)、家族歴(親族の疾患)を念頭に置きながら、まずはしっかりと症状の問診を行います。気になること、心配なこと、検査についての希望など遠慮なくお話しください。
その上で、診察、必要な検査を行います。急性症状の患者様には診察時にエコーを用いて緊急疾患(胆石症、虫垂炎、急性膵炎、腸閉塞など)が速やかに診断できるよう心掛けております。場合によっては緊急での内視鏡検査を行うこともありますので、痛みが強い場合はできる限り水、お茶以外の飲食を控えてご来院ください。

また、腹痛や便秘・下痢を繰り返しているけど、症状の無い期間もあるからと放置しないでください。悪性疾患の場合、症状は改善と増悪を繰り返しながら進行することがほとんどです。病院へ行くことは非常に勇気のいることですが、ぜひご相談ください。

代表的な症状

  • 胸やけ・げっぷ
  • 嚥下時のつっかえ感
  • 胸痛・腹痛、胃もたれ、吐き気
  • 食欲低下、体重減少
  • 便秘、下痢
  • 血便、黒色便

腹部超音波検査

肝臓、腎臓、膵臓、胆のう、脾臓、膀胱、子宮、前立腺、腹部大動脈を検査します。
検査前3時間は絶食(飲水は可)です。

  • 急性症状で受診の患者様には緊急で検査しますが、この場合は必要最小限で行います。

上部内視鏡検査(胃カメラ)

内視鏡システムは最新機器を使用しております。
事前の予約が必要です。診察時、もしくは電話での予約をお願いします。

  • 医師の判断で緊急で行う場合もありますので、腹痛で受診の患者様は絶食(飲水は可)でご来院ください。

咽頭・喉頭、食道、胃、十二指腸の観察を行います。バリウム検査では発見できない病気も多いため、症状がある場合は必ず内視鏡検査が必要です。検査中に病変を認めた場合は組織検査(生検)を行います。
当院では経鼻での挿入を基本としております。経口の場合よりも嘔吐反射(オエッとなる)が起こりにくいため、経口よりも楽に検査を受けることができます。内視鏡の太さも5mm程度と細いため鎮静剤の使用は必要とせず、検査後すぐに日常生活動作が可能です。出勤前の検査も可能です。

  • 経口での検査、鎮静剤使用も可能です。事前に希望をお知らせください。鎮静剤使用の場合は検査後しばらく休んでからの帰宅になります。

準備

  1. 前日の夕食は夜9時までに軽めに済ませてください。飲酒は不可です。
  2. 当日は検査直前まで飲水は可能です。牛乳、コーヒー、ジュースは不可。
  3. 当日朝の内服薬は、内服せずに持参してください。検査終了後1時間ほどしてから内服していただきます。

当日

  1. 前日の夕食は夜9時までに軽めに済ませてください。飲酒は不可です。
  2. 当日は検査直前まで飲水は可能です。牛乳、コーヒー、ジュースは不可。
  3. 当日朝の内服薬は、内服せずに持参してください。検査終了後1時間ほどしてから内服していただきます。

下部内視鏡検査(大腸カメラ)

事前の来院が必要です。来院時に検査前日の食事や下剤をお渡しします。

大腸全体と小腸の出口付近を観察します。ポリープがあった場合は10mm程度のものまでは当日に切除可能です。
当院では軸保持短縮法による痛みのない挿入を実践しております。鎮静剤については希望があれば行うようにしております。

準備

  1. 前日は事前にお渡ししてある検査用食を食べていただきます。
  2. 前日夜には下剤を内服していただきます。(便秘の方は検査3日前から下剤の内服が必要です)
  3. 当日は絶食です。飲水は制限ありません。

当日

朝9時過ぎから液体の下剤(1.8L)を飲んでいただきます。来院して飲んでいただくのが基本ですが、希望があれば自宅での内服も可能です。便が綺麗になったのを確認して12時半頃から検査開始となります。検査時間は20分程度(ポリープ切除がある場合は30分程度)です。

検査終了後は問題なければ帰宅可能です。ポリープ切除された患者様は、1時間程度の止血点滴を受けてからの帰宅となります。

ピロリ菌検査

内視鏡検査でピロリ菌の存在が疑わしい場合は、ピロリ菌の検査をお勧めします。
検査には抗原検査、抗体検査があります。抗原検査はピロリ菌自体を調べますので陽性であれば感染確定です。当院では尿素呼気試験で行います。抗体検査はピロリ菌に対する抗体を調べますので、陽性の場合は現在または過去の感染が確定します。制酸剤を内服中で抗原検査ができない場合(制酸剤を内服中の場合、ピロリ菌がいても抗原検査が陰性になってしまうことが多くあります)で、過去にピロリ菌除菌治療を受けていない患者様に行います。
尿素呼気試験

検査薬(13C-尿素)を内服していただき、服用前後の呼気(吐く息)を袋に集めて診断します。

ピロリ菌抗体検査

血液検査でピロリ菌に対する抗体を測定します。陽性の場合は、現在の感染と過去の感染(今は感染していない)の両方の可能性があります。