整形外科
整形外科
ケガや体に生じた様々な痛みや痺れの診察を行います。痛みは苦痛ですが、生体にとって非常に大切な感覚です。体のこの部分が傷んでますよ、と脳に信号が送られているのです。ですが痛みの原因を突き止めるのは容易でない場合も多くあります。細やかな問診と丁寧な診察にMRIなどの画像検査をあわせて正確な診断ができるように心掛けております。
また、当院では明らかな外傷の場合を除き、常に内科疾患も念頭に置きながら診察いたします。整形外科か内科かよく分からない場合でも、お気軽にご相談ください。
現代社会ではパソコン作業、スマホの操作など首や腰に負担がかかる作業を行っている時間が非常に多くなっています。軽症であれば、作業時の姿勢改善や自宅でのストレッチなどで軽快します。病状が進行すると、症状が四六時中続き、痛みも強くなります。
まずは、消炎剤の外用、内服や牽引などの保存的な治療から開始します。経過中に症状が増悪した場合は、状況に応じて手術が必要になる場合もあり、しかるべき施設に紹介させていただきます。
代表疾患
症状
膝や股関節など体重がかかる関節に多く生じます。膝関節症は日本に2,000万人以上とも言われ、女性に多いです。レントゲン撮影にて現状評価の上、状況に応じた治療を開始します。消炎剤の外用、内服、運動療法などの保存治療から開始しますが、来院時すでに変形が高度な場合は手術をお勧めすることもあります。
代表疾患
症状
日常生活で些細なことがきっかけとなり、特定の動作で痛みが出るようになります。この原因として、腱鞘炎や筋肉の付着部の炎症のことが良くあります。原因となっている日常動作を特定し、負担がかからないように動作改善が必要です。それでも軽快しない場合には炎症部位にステロイド注射を行います。
代表疾患
症状
手や足の痺れや麻痺が症状です。脳梗塞のような脳疾患と区別がつきにくい場合もあります。長期間放置すると治療しても症状が改善しなくなることもありますので早めにご相談ください。
代表疾患
女性に多いです。閉経後、女性の骨密度は徐々に低下します。これは女性ホルモンが減少するためで抗えません。
70歳以上の女性の実に半数は骨粗鬆症です。骨粗鬆症になると転倒すればもちろんのこと、日常の些細な動作で骨折することがあります。圧迫骨折により脊椎が曲がることで様々な症状が出現することや、大腿骨を骨折することで日常生活に大きな不自由が生じることもあります。平均寿命が延びたことにより気付かない間に骨粗鬆症になっている患者様も多くいます。
健康に長生きするため、自分も骨粗鬆症ではないか、と思われる方はぜひご相談ください。